22日午後1時40分ごろ、埼玉県吉見町北吉見の百穴射撃場の職員から「利用客の撃った弾が、ほかの利用客に当たった」と119番通報があった。30代と70代の男性客に、別の客が誤射したとみられる散弾銃の跳弾が当たり、腕や足、背中などにけがを負った。県警によると、2人は病院に搬送された。けがの程度は不明だが、いずれも命に別条はないという。
東松山署によると、誤射したとみられるのは埼玉県川口市在住の60代の男性。クレー射撃の練習中、射撃場内を移動しようとした際に誤って持っていた散弾銃を発射した可能性が高いという。床や天井に当たった銃弾が跳ね返り、近くにいた被害者の男性2人に当たったという。
署は撃った男性に2人を傷つける意図はなかったとみており、散弾銃の安全管理に問題がなかったかなど、過失致傷や重過失致傷容疑の可能性を視野に、当時の状況を慎重に調べている。(山田みう)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル